夏・冬の学校とは
共に学ぶ時間を共有し,大学間の学生交流を深める
夏・冬の学校は、石油開発に関する研究発表、グループワーク、企業の方を招いた講演などを通して、共に学ぶ時間を共有し、大学間の学生交流を深めることを目的にしています。日本の石油開発産業は他国と比べると小規模であり、それに伴い、関連する研究を行う研究室や学生の数も多くありません。関連研究室が全国各地に散在するという地理的要因も相まって、これまで大学間での学生交流の場を持つ機会は多くありませんでした。そこで、新たな交流の場として発足したのが『石油開発 夏・冬の学校』です。多くの活動を通して、他大学の学生との深い学生交流を実現します。
学生ネットワークを形成し、ALL JAPANとして国際的な活動を行う礎を築く。
市場のグローバル化が進む中、他国の石油開発業界に目を向けると、学生のうちから国を超えた交流が盛んに行われています。そのような各国学生の積極的な活動の理由のひとつに所属する石油系コミュニティの規模が大きいことが挙げられます。コミュニティの規模が大きいと、コミュニティ内での競争が激しいため志の高い学生が多く集まる上に、産業界との連携が取りやすく、国の枠を超えたダイナミックな活動が可能です。日本においても大学間で連携することで、そのような大規模学生コミュニティを築くことが
できれば、国際的な活動にも積極的に挑戦していけると考えられます。『石油開発 夏・冬の学校』はそのようなコミュニティ形成の場としての役割を担い、そこで築かれた学生ネットワークがALL JAPANとしての結束力を高めると考えています。
分野を横断する広い視野を身につけるとともに、工学的なセンスを学ぶ
『石油開発 夏・冬の学校』では石油開発に関連する様々な研究を行う学生が全国から一堂に集まります。したがって、大学内の活動では触れることのできない研究内容にも触れることができ、新たな知見を得ることができます。また産学協同の活動を行うことにより、日々、石油開発の現場で働く方からのお話を聞くことができ、工学的なセンスを身につける良い機会となります。『石油開発 夏・冬の学校』で得た知見を現在の個々の研究にフィードバックすることにより、新たな研究へのアプローチや現場とのつながりを意識した研究が可能となります。